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2013年01月24日

教員の責任 教員の駆け込み退職問題を考える

教員の責任 教員の駆け込み退職問題を考える
先日、メガネのレンズ交換中に、本屋で見つけたワイン本、なかなか面白くわかりやすい。

さて、埼玉県で、教員110名の駆け込み退職が問題になっているがみなさんはどう思っただろう?
FNNニュース等概ねマスコミの記事は「勤続35年以上で、月給およそ40万円の小中学校の一般教諭の場合、1月に退職すると、およそ2,700万円の退職金が出る。
しかし、2月以降は、その額が、およそ150万円減額される。3月末までの2カ月分の給与を加えても、70万円ほど受取額が少なくなる」とあり教員側の行動に理ありと思える書き方をしているように思う。


多くの国民は知識が乏しいのでマスコミのTVや新聞での取り上げ方で、国民感情は大きく変わる。

確かに2月1日から退職金が削減されるなら1月中に辞めるという選択肢はある
このような条例の施行年月が適切かという問題は確かにあるが
県は、今の教員をもっと理解し、条例が施行されたらどうなるか考えて行動すべきだったのではないか?



また別の見方をすると民間企業の多くは誕生月に定年を迎えるが、
教員については生徒を預かる身ゆえに、60歳になってから最初の3月31日を持って定年と文科省のHPに記載があった。
例えば一般的に4月に誕生日の会社員なら4月に定年退職なのに、教員は学年の途中で先生が変わることはよろしくないので働けるようになっている。それは生徒のことを考えてのこと。

上田知事は2月の条例実施を国民からの批判を気にしたとわけのわからんこと言って、本来、学校が生徒のためにあり、生徒中心に教員の定年退職が年度末であることに触れもしなかった。


教員の行動に本当に理があるのだろうか?
人事異動も同じで、一般企業の多くが夏に異動があるが浜松市でもいろいろと問題のある教員でも異動は3月の一回だけ。
こういうことまで考えると、期中でやめる場合は病気等やむを得ない場合を除きモラルに反するのではないだろうか?
退職金是正は民間企業との格差を縮めるためであり理がある。
静岡県や浜松市においても安易に条例の4月実施を決めるのではなく、3月までは勤務してもらうことを前提に
期中で辞める人には退職金減額などペナルティを課してでも3月まで勤務するように持っていくべきだと思う。


学校において主役は生徒である今回駆け込み退職の110人中4人の教頭と30人のクラス担任も含まれているという。
教頭なら十分給与も高いだろうに、生徒のことをどう考えているのか???
30人のクラス担任も60歳で担任を持たせてもらえるなんてありがたいことではないのか?
民間企業では60歳近くになるとラインを外れることも少なくない。

浜松市においても浜松市教育委員会に確認したところ、どんなにひどい教頭も生徒の気持ちを理解しない教員もでも教育委員会側から期中に変えることはしないとのことだった。。
教員は日頃は教育委員会に守られ、学校が誰のためにあるのか忘れていないだろうか?
教頭自ら職務を放棄する今の教育現場をマスコミ、浜松で言えば静岡新聞や中日新聞にはしっかり切り込んで記事にして欲しいと思う。





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この記事へのコメント
おはようございます。

突然です!浜北の木工屋のおやじのブログにコメント「ありがとうございます」。電波?は一声何万人?と言われていますが、多くの皆さんが問題の大きさに振り向いてくれたらと思います。

日常社会を新聞、テレビなどの媒体に依って知らされる毎日に成ってきたけど、知る権利だけでは問題の解決にはならないし、知ったら何を考えて“行動”するか?。

“お気に入り”に登録してこれからもお邪魔したいと思います。

西区は広いけど、娘が嫁いでいる先≪大〇〇≫です。
Posted by HDのチョイ悪おやじHDのチョイ悪おやじ at 2013年01月26日 09:39
HDのチョイ悪おやじさん。こちらこそブログに来訪ありがとうございます。 また覗かせてもらいます。多くの人が問題の大きさに振り向くのは残念ながら、自分の周りにその問題が起こるか、マスコミが大きく騒ぎ立てるかしないと難しい状況ですね。それもマスコミの報道の仕方でいくらでも左右する。PTAが機能していないのと学校と地域が連携できてないという問題もありますね。
Posted by JohnnyJohnny at 2013年01月26日 14:45
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