2009年08月22日
映画「未来の食卓」とオーガニックワイン
私が本日、ブログをOPENさせたのは、20日(木)に見た映画「未来の食卓」に共感したのがきっかけです。映画を見て自分で何かができるだろうと考え、まずは、この映画をより多くの人に案内しようと思いました。以前からブログやってみようかなと思っていたので、この機会に自宅やワインバー、ワイン講座やワイン会で飲んだワインやお気に入りのお店、そしてそこから広がる素敵なことについても書きたいと思います。
さて、「未来の食卓」を見るきっかけは、ワイン通販サイトのメルマガです。そのワインは南ローヌのルイ・ジュリアンさんの赤ワインウ゛ァン・ド・ターブル・ルージュ(写真のの右端の1L瓶)ですが、ちょうど8月12日に我が家でボルドーワイン飲もうということになっていたので、それも購入してボルドー飲む前に飲みました。その日は正直、話題のオーガニックワインを楽しんだ程度でしたが
その後、「未来の食卓」のHP(http://www.uplink.co.jp/shokutaku/←是非みてください!!)や共感者のブログを見て、私は、とても映画がみたくなり、20日に有給とって渋谷のアップリンクまで鑑賞してきました。(現在、日本では渋谷と銀座でのみ公開)
生産者ルイ・ジュリアンさんは映画の中では村の給食センターのオーガニック化の推進者として登場します。(実話:ドキュメンタリーです)
農業大国で自然に恵まれたフランスが農薬の被害も深刻な様がユネスコ会議の映像からわかるような構成で始まり、暗い社会派映画かとおもいきや場面はかわり、この映画の舞台である南ローヌのバルジャック村のとてもきれいな山や野が映し出されこの村で成功したオーガニックの取り組みがドキメンタリーで紹介されます。
私にすれば、フランスってボルヴィックやエビアン、有機ビールに有機ワインもあって農家の人も美しい自然の中で健康にくらしているイメージがあったので考えさせられました。
ワイン講座では『バイオダイナミックス(ビオディナミ)農法とは農薬を一切使わず、土地の性質を最大限に引き出す農法で・・・』と学ぶわけです。そして「月や星座の周期などの自然の力が農作物の成長に影響し・・・」となると、少し宗教ぽく、わりと飲むけど拘る作り手がいるという理解に留まってました。皆さんは如何でしたか?
この映画では有機栽培30年の土地とそうでない土地の違いが映像で示したり(前者はミミズがたくさんいて肥沃、後者は雨で土は流されるといった具合)、ぶどう畑への農薬散布と健康を害している農家の生の話(鼻血がでる、排尿がでない)や住民の幼子が癌に侵され悔いている映像がオーガニックの必要性を語る。映像ってすごいなと思いました。
消費者だけでなく生産者やそこに住む人々の幸せにとってオーガニックは必要なんだと実感できる。映画のなかで農家の方が『人々を守ることは重要だが、我々の財布を守るのも大切だ』と発言します。対してジュリアンさんは『死んだ土地で育った植物は不健康だから農薬がいる。すべてはそこから始まってる』そして村長『オーガニックには費用がかかるというが、人の命と代償はいくら?費用のことは心配しなくてよい』といって実行してしまったところがすごい。オーガニックにもお金がかかるとも思いますが、お金のある村ではないのにすごいな。
日本ではオーガニックというとまだ流行の域をでていないように思う。フランスでは議論だけでなく、それを実行している。まずは浜松の子供たち、その親、学校の先生、そして役所の方や政治家、農家の方多くの方に見てほしい。
さて、「未来の食卓」を見るきっかけは、ワイン通販サイトのメルマガです。そのワインは南ローヌのルイ・ジュリアンさんの赤ワインウ゛ァン・ド・ターブル・ルージュ(写真のの右端の1L瓶)ですが、ちょうど8月12日に我が家でボルドーワイン飲もうということになっていたので、それも購入してボルドー飲む前に飲みました。その日は正直、話題のオーガニックワインを楽しんだ程度でしたが
その後、「未来の食卓」のHP(http://www.uplink.co.jp/shokutaku/←是非みてください!!)や共感者のブログを見て、私は、とても映画がみたくなり、20日に有給とって渋谷のアップリンクまで鑑賞してきました。(現在、日本では渋谷と銀座でのみ公開)
生産者ルイ・ジュリアンさんは映画の中では村の給食センターのオーガニック化の推進者として登場します。(実話:ドキュメンタリーです)
農業大国で自然に恵まれたフランスが農薬の被害も深刻な様がユネスコ会議の映像からわかるような構成で始まり、暗い社会派映画かとおもいきや場面はかわり、この映画の舞台である南ローヌのバルジャック村のとてもきれいな山や野が映し出されこの村で成功したオーガニックの取り組みがドキメンタリーで紹介されます。
私にすれば、フランスってボルヴィックやエビアン、有機ビールに有機ワインもあって農家の人も美しい自然の中で健康にくらしているイメージがあったので考えさせられました。
ワイン講座では『バイオダイナミックス(ビオディナミ)農法とは農薬を一切使わず、土地の性質を最大限に引き出す農法で・・・』と学ぶわけです。そして「月や星座の周期などの自然の力が農作物の成長に影響し・・・」となると、少し宗教ぽく、わりと飲むけど拘る作り手がいるという理解に留まってました。皆さんは如何でしたか?
この映画では有機栽培30年の土地とそうでない土地の違いが映像で示したり(前者はミミズがたくさんいて肥沃、後者は雨で土は流されるといった具合)、ぶどう畑への農薬散布と健康を害している農家の生の話(鼻血がでる、排尿がでない)や住民の幼子が癌に侵され悔いている映像がオーガニックの必要性を語る。映像ってすごいなと思いました。
消費者だけでなく生産者やそこに住む人々の幸せにとってオーガニックは必要なんだと実感できる。映画のなかで農家の方が『人々を守ることは重要だが、我々の財布を守るのも大切だ』と発言します。対してジュリアンさんは『死んだ土地で育った植物は不健康だから農薬がいる。すべてはそこから始まってる』そして村長『オーガニックには費用がかかるというが、人の命と代償はいくら?費用のことは心配しなくてよい』といって実行してしまったところがすごい。オーガニックにもお金がかかるとも思いますが、お金のある村ではないのにすごいな。
日本ではオーガニックというとまだ流行の域をでていないように思う。フランスでは議論だけでなく、それを実行している。まずは浜松の子供たち、その親、学校の先生、そして役所の方や政治家、農家の方多くの方に見てほしい。
Posted by Johnny at 22:55│Comments(2)
│オーガニックワイン
この記事へのコメント
はじめまして。
「未来の食卓」、かなり先ですが12月に浜松でも上映される予定です。
http://cinemae-ra.jp/sub2.html
「未来の食卓」、かなり先ですが12月に浜松でも上映される予定です。
http://cinemae-ra.jp/sub2.html
Posted by CALRA
at 2009年08月22日 21:42

CALRAさん
情報ありがとうございます。ちょうど、ピアノの先生に未来の食卓の話をしたとき、興味をもってくださり、その時もシネマイーラなら上映しないかなという話になって、もし予定がなかったら紹介しに行こうかと思っていました。日本人って私もそうですが、熱がさめるとなんとやらということが多いので、12月に開催というのはいいと思う。配給元のUPLINKに電話してきいてみたら渋谷では9月になっても一日の上映回数は減るけど少なくとも中旬くらいまで、その後もお客様が続けば上映したいと話されていました。今後とも宜しくお願いします。
情報ありがとうございます。ちょうど、ピアノの先生に未来の食卓の話をしたとき、興味をもってくださり、その時もシネマイーラなら上映しないかなという話になって、もし予定がなかったら紹介しに行こうかと思っていました。日本人って私もそうですが、熱がさめるとなんとやらということが多いので、12月に開催というのはいいと思う。配給元のUPLINKに電話してきいてみたら渋谷では9月になっても一日の上映回数は減るけど少なくとも中旬くらいまで、その後もお客様が続けば上映したいと話されていました。今後とも宜しくお願いします。
Posted by karma
at 2009年08月23日 13:11
