学校評価 同じ空の下で

Johnny

2013年02月02日 01:42




先日拝見しましたメールにつきまして、教育委員会に伝えたところ、以下のとおり回答がありました。 今後ともよろしくお願いいたします。

浜松市長  鈴木康友


「市長へのご意見箱」へご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。学校評価につきましては、学校教育法第42条並びに同法施行規則第66条および第67条の規定に基づき、文部科学省のガイドラインを参考として実施しているものです。本市におきましても、学校運営の発展、教育の水準の向上と保証を図るとともに、学校と保護者相互の連携協力を進めるための手法の1つとして、教育委員会から通知、
ガイドライン等を示すことにより、学校評価の推進を図っているところです。現状では、アンケート項目の設定、評価の方法・深まり、公表の方法・程度等、さまざまな点で学校ごとに差異があるものと認識しています。それぞれの学校の置かれた状況や地域の実情に基づくこうした差異があることは理解できるものですが、それらは本来の目的の達成のために十分寄与するものであってほしいと考えております。
こうしたことから、学校評価の結果について、保護者等からの理解を得る中で学校運営の改善に役立てるとともに、本市教育行政により適切に反映させるよう、今後とも折りに触れて学校への周知徹底を図ってまいります。

浜松市 学校教育部 教育総務課
電話 053-457-2401E-mail somu@city.hamamatsu.shizuoka.jp
浜松市 学校教育部 指導課
電話 053-457-2411E-mail shido@city.hamamatsu.shizuoka.jp
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上記は「学校評価」について、市長へのご意見箱に1月8日に投稿した回答である。本来、HPで公開されるはずだが、何故かわからないが私にのみに1月30日に回答が届きHPでは公開されていないので、理由を確認したが返答いただけないので紹介することにした。

このブログを読んでくださった方へお願い・・・上記回答と元の投稿内容をご覧の上、各人で考え行動して欲しい。
上記回答で理解できますか? みなさんも是非一度、市長へのご意見箱に投稿して実感いただければと思います。

2013年1月8日投稿した内容は以下のとおり。 

学校評価について
文科省は学校評価をしっかりやるようガイドラインを通知している。
この通知に基づき、他の自治体では、例えば広島県の美土里中学では学校評価表、中間報告、最終報告の3つのファイルをHP上で公開している(安心して学校生活を送っていると回答した生徒は1年生100%,2年生100%,3年生96.2%)。
兵庫県の養父中学は計画(評価項目・取組内容)だけでなく実績(取組状況)及び自己評価&学校関係者評価をHP上で公開している。(評価項目例:生徒指導① 生徒理解に基づいた生徒指導の推進、② いじめ、問題行動の早期発見と早期対応③ 不登校生徒の対応・・・・)


浜松市でもこれくらいのことは各校で行いそして情報公開するよう教育委員会が指導すべきと考えます。
特に生徒や教師によるいじめや教師の不適切な言動による不登校は、義務教育の機会を奪うことにもなっているので、未然防止や事後対応等について必ず計画に盛り込まれているか確認と実績の評価が必要と考えます。

浜松市の各中学校のHPでは保護者アンケートの結果を載せているくらいであり、いじめ自殺事件が発生した曳馬中のHPを見ると学校評価の項目に学校評価は未掲載。生活アンケートが掲載しているだけである。3年前に転落事故のあった入野中のHPには保護者アンケートの集計結果が掲載しているだけある。可美中学については特に事件の話の聞かないものの、学校評価アンケートという項目があるものの工事中になっている。

いずれも、文科省は学校評価ガイドラインからはかけ離れている。
ガイドラインには「自己評価や学校関係者評価に加えて、第三者評価を導入することにより、学校評価全体の充実を図る」とあるが、浜松市では学校関係者の中の保護者に対してのアンケートを掲載している学校があるくらいである。
なお、ガイドラインのP44には「保護者等を対象とするアンケートの実施のみをもって学校関係者評価を実施したとみなすことは適当ではないこと。」と明記されているので学校関係者評価すら十分とは言えない。


浜松市の5人の教育委員の方々はこうした実態をご存知なのでしょうか?
事務局の職員任せになっていないでしょうか?
教育委員の方は他の自治体の好事例を自ら研究し、事務局が業務を適切に遂行しているか確認いただきたくお願いします

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私は市長へのご意見箱の担当窓口の広報課には回答をもらった2013年1月30日中に以下のとおりメールを送ったが現時点で返答はない。



「学校評価について」の回答がHPで公開されていません。公開できない理由があるのでしょうか?適切な回答だと思っていたら堂々と公開できるはずだと思いますがいかがでしょうか?
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回答に書かれているように「教育委員会から通知しガイドライン等を示す」程度に留まっているということですが、ガイドラインのP44には「保護者等を対象とするアンケートの実施のみをもって学校関係者評価を実施したとみなすことは適当ではないこと」が明記されています。
実際に浜松市のどの学校も保護者アンケート以上の取り組みが行われていないので大きな問題だと思いますがいかがでしょうか?
回答には「差異がある」という認識を示していますが、「差異」というレベルの問題ではありません。
ガイドラインに沿って対応できているのかを確認も指導もできていないこのは教育委員会の怠慢であり大きな問題ではないでしょうか?
保護者の理解を得るともありますが私も保護者であり、浜松市の教育行政は疑問だらけです。
多くの保護者は、自分の子供に問題が起きなければ学校や教育委員会がいい加減なことをしていても気づくことはあまりなく、気づいても学校に人質をおられている身で声をあげるのは得策でないことも知っています。
それゆえ、他から意見はないなどと言うような回答はしないでください。

また、市長の回答「教育委員会に伝えたところ、以下のとおり回答がありました。」はあまりに無責任ではないでしょうか?
「伝えたところ」ではなくせめて「回答するよう指示したところ」または「回答を求めたところ」ではないでしょうか?
また市長や広報課、秘書課の方々は教育委員会の回答をみて納得感はあったのでしょうか?
私のコメントを見ても、教育委員会の回答を疑問に思う人はいないのでしょうか?
不登校は我が子だけでなく浜松市で常時900人もいるのです。それを当たり前と思っていませんか?
他の自治体では不登校対策を学校評価の中で計画に盛り込みゼロを実現している学校もあるのです。
いじめだって体罰だって同様ではないですか?しっかり方針・計画、未然防止対策そして進捗管理を行っていれば曳馬の自殺事件だって止めれとは思いませんか?あるいは3年前に入野中で転落事故の際しっかり教育委員会で議論していれば曳馬中の事件は未然に防げた可能性が高いと思いませんか?

逆に教育委員会の回答が適当と思うならなぜ回答をHPで公開しないのでしょうか?





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