万座ビーチとメインテーマ
万座ビーチホテルのバルコニーから見える万座毛。琉球国王が「万人を座らせることができる」と褒め称えたのが万座毛の名の由来で沖縄随一の景勝地。今回の旅行ではビーチから見るだけだったので、どんなだったかな?
ふとメインテーマを見ればいいじゃんと思い、TSUTAYAへ。ちょうど隣においてあったドルフィン・ブルー(※1)とともに借りてきた。
私が最後に沖縄に行ったのは、1985年の春と夏。ちょうど万座ビーチホテルが開業(1983)し、家族ゲームでブルーリボン監督賞(※2)、を受賞したばかりの森田芳光監督、薬師丸ひろ子主演の角川映画「メインテーマ」が1984年夏公開された後である。
※1.美ら海水族館で起きた奇跡のトゥルーストーリー
※2.1950年に創設された日本の映画賞。ちなみに薬師丸ひろ子は次作のWの悲劇で主演女優賞を受賞している。外国作品賞は1982年がET、1983年がフラッシュダンスでありどちらも何度もみた好きな作品です。
当時は、叔父と父が那覇・胡座(現沖縄市)・そして万座ビーチのある恩納村中心に事業をしていたのでホテルには泊まれず、今回の旅行で万座ビーチホテルにはじめて宿泊できいい思い出になった。
万座ビーチ全体の風景は当然同じだが、ビーチハウスや桟橋・・・など少しづつ違っているなあ。
今回の沖縄は、黄砂がひどかったこともあり、映画の中のビーチはとても綺麗。
ホテルのロビー(赤電話があった)~部屋のドア、装飾・・・・25年という時の移り変わりを感じた。
探したらパンフも出てきました。
記憶に残ってなかったが「メインテーマ」の舞台は、千葉房総から浜松浜名湖、神戸須磨、沖縄と海のある都市を巡る
浜松浜名湖、「サゴーインに宿泊」、「鰻たべたい」という台詞もでてきます。
身近なところが多くまた、他の要素も好きですね。
出演者では桃井かおりがJAZZ シンガー役で登場、バードランドの子守唄はわかるが、なぜか田原俊彦『チャールストンにはまだ早い』の英語バージョンを歌っている。私の好きなAll Of Meも歌いだすが、すぐカット。財津和夫と渡辺真知子が夫婦役、太田裕美が薬師丸ひろ子の姉役で登場。3人も歌手がでてるのに女優の桃井かおりがJAZZ シンガー役というのも面白い。でも桃井かおりのJAZZ シンガーとてもいい感じ。
エンディングに流れるメインテーマ(松本隆作詞、南佳孝作曲)はとても懐かしく心地よかった。
原作者の片岡義男作品では代表作に「スローなブギにしてくれ」があるがこれも南佳孝ですね。
このCAVAは苦味を感じた。CAVAでも苦味を感じないものがある。何が違うんだろう??
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